メンテナンス

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洗濯

今までグローブの修理をいくつかしてきましたが、汗によって革が硬化して傷んだケースがよくあります。汗をかいてグローブが湿り、それが乾いて、今度はまた汗をかき…といった繰り返しで表皮が硬化して弾力性が失われるのです。すると、ヒビ割れたり、表皮が剥がれてきたり、ステッチの部分が裂けたりしてしまいます。
下の写真は、ご購入されて約2年、メンテナンスをせず使い続けたお客様のグローブですが、このような状態だと、メンテナンスでは元に戻すことはできず、修理が必要になります。

このようになる前に、時々洗濯することで、手に馴染んだグローブの感触をそのまま維持し、長くお使いいただくことができます。
グローブを洗濯するというと、「えっ!? 洗濯してもいいの??」と驚かれるお客様もいらっしゃいますが、そうなんです、洗わないより洗ったほうがいいんです。革には適度な油分が含まれていなければならず、洗濯すれば油分は多少失われてしまいますが、革に染み込んだ汚れや害になる皮脂を落とすことにより、グローブの寿命は伸びるのです。
お薦めは、市販されている皮革用洗剤です。これは、本来の革の油分をなるべく損なわず、潤いのある仕上がりになります。

同成分のCACAZANオリジナルレザーソープ(648円)も販売しております。

市販の皮革用洗剤と仕上げ剤

この手袋は私用におろして一年弱。走行距離にして7000kmほど。真夏も使用していたので若干汗臭くなっていますが、まだまだ伸びはありますし、表皮に傷みもありません。しかし、汗臭さと若干ゴワつき感が出て来ましたので洗濯することにしました。

3Lの水に3ccの皮革洗剤を溶かし(メーカー推奨希釈率1000倍)、これに浸してて軽く揉み洗いします。

汚れがある部分は、指の腹を使い優しくこするように落とします。鹿革のように表皮がデリケートな革は、ゴシゴシこすると表皮が剥がれてしまいますので、女性に触るように優しく(笑)。汚れが落ちたら手で握るように絞ります。

次に、柔軟仕上剤で洗い流された油分を補い、しなやかさを保つようにします。こちらも希釈率1000倍で3Lの水に3ccの柔軟剤を溶き、これにグローブを浸して、柔軟剤をよく染み込ませるようにします。

柔軟剤によく浸したら、洗剤で洗った時と同様に、手でぎゅっと握って水分を絞ります。ここでも、けして捻るようにして絞らないでください。さらに、キッチンペーパーや乾いたタオルなどに挟んで、水気をとります。

洗い皺を伸ばし、もとのグローブの形に整えます。

形を崩さないように、陰干しします。干すときは、天日干ししないように注意してください。天日干しすると、水分が完全に失われて、革が硬化し、グローブとして使えなくなってしまいます。陰干しの際も、ときどき形を整えながら、乾燥しすぎないように注意してください。